「歩幅を大きく、速足で」。老化予防の基本はやっぱり「歩け、歩け」から。

全国平均の倍の速さで歩いている

「京丹後市(京都府)の高齢者はよそに比べて倍の速さで歩く」・・・そんな報告がこのほど開かれた「京丹後長寿研究会」で行われ参加者を驚かせました。京丹後市は100歳以上の人口比率が全国平均の2.8倍で、長寿者が多いことで知られています。長寿のヒケツはそんなところにあるのかもしれません。

65歳以上の健康情報を収集

なぜ長寿者が多いのか?。同市では平成298月から、京都府立医大と同市立弥栄病院が協力して65歳以上の高齢者の健康に関する情報を集めて研究、この3月でその数が100人に達しています。その調査で高齢者に10メートルを歩いてもらうテストを行ったところ「全国平均の倍の速さで歩いている」ことがわかったようです。

血管年齢の上昇が止まる傾向

同大学の的場聖明教授は「京丹後長寿研究が描く明るい日本の未来」と題した基調講演で「人は血管とともに老いるという言葉があるが京丹後の人は高齢者になると血管年齢の上昇が止まる傾向がある」と話しています。その裏付けのひとつとなる健康習慣が「早歩き」かもしれません。

「歩行速度」が認知症リスクと関連

「歩くことが、なぜ健康にいいのか」はこれまでにも多数の研究報告がされています。なかでも「歩行速度」が認知症の発症リスクと大きく関連していることがわかっています。

認知症になるリスクが2.8

東京都健康長寿医療センター研究所(板橋区)が昨年、発表したデータによると一定期間中に歩く速度が遅くなった高齢者ほど認知症になるリスクが高いといいます。「歩く速度がどんどん遅くなる群」は「歩く速度が速く保たれる群」に比較して認知症になるリスクは2.8倍だったそうです。

「歩調(歩くテンポ)」より「歩幅」

また歩行速度で重要なのは「歩調(歩くテンポ)」より「歩幅」であることも判明。速度と同様、歩幅が広いままの人の群はどんどん狭くなった群の同じく2.8倍だったのです。同センターの谷口優研究員は次のように話しています。

歩きでわかる認知症リスクの高まり

どんな人でも年を取れば筋肉がやせて歩く速度が遅くなったり、歩幅が狭くなります。周りと比べてその進行が速いようであれば認知症のリスクが高まっていると自覚して予防に心がけてもらえればいいですね

以下に自分で測る「歩幅」の計算式と年代ごとの平均的な歩幅を掲載します。自己の老化の目安にして下さい。

歩幅=身長×0.45

50歳台男子の平均的な歩幅 66~69CM     (女子は56~58CM)

60歳台男子の平均的な歩幅 61~64CM     (女子は53~54CM)

70歳台男子の平均的な歩幅 54~58CM     (女子は47~50CM)

引用、参考の記事

長寿の秘訣は血管年齢の若さ 京丹後で「研究報告会」 産経ニュース(2018.4.23)

ボケたくなければ「大股で歩きなさい」 プレジデント・オンライン(2017.1.08)

歩幅の計算方法・男女別・年齢別の歩幅の平均 URANARU

2025年まであと2444日

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